佐賀の三重津海軍所跡を見てきました

三重津海軍跡地
世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」のひとつ、三重津海軍所跡に行ってきました。
筑後川の支流、早津江川の西岸の河川敷に海軍所があった跡地です。

佐賀藩が藩船(和船)を管理していた場所(三重津)に、洋式船を動かすための訓練所を置いていた所です。その後海軍の訓練や船の修理、建造などが整備され、佐賀藩の重要な運用場所となっていたところです。




日本最古のドライドックが発掘された場所でもあります。
レンガや石のドライドックに対し、三重津では木と土を組み合わせた日本古来の土木技術を駆使して作られていました。

発掘当時は遺跡見学などもあったようですが、その後埋め立てて広い跡地のみ残されています。そのまま保存しておくと、木でできたドライドックは腐ってしまうので、埋めてしまわなければいけなかったのでしょうね。

当時の様子がイメージできる「VR SCOPE」を貸してもらい、海軍所跡地の5か所のポイントを回ると、約160年前の三重津海軍所を再現画像で見ることができます。


佐野常民記念館


海軍所跡地を見るには、佐野常民記念館でVR SCOPEを借りてから見学します。


佐野常民は日本赤十字社の生みの親で、館内に常民の関連資料や遺品などが展示してあります。(展示室の見学は有料)
佐野常民記念館前に佐野常民の銅像が建っています。

2階で申込書に住所、氏名を記入し本人確認書類(免許証など)を見せて貸し出しをしてもらいます。
申込みの手間はかかりますが、見学、貸出、すべて無料です!


三重津海軍跡

VR SCOPEを借りた2階から外に出ると三重津海軍所跡につづいています。
夏は炎天下を歩くので汗がふきだしてきます。暑い・・
が、なんと!日傘の貸し出しまでしてくれます。親切~~


 三重津海軍跡地

日傘をさし、耳にイヤホン、首にVR SCOPEをかけたら準備OKです。
1~5のポイントを順に歩き、イヤホンから流れる説明と、VR SCOPEに映し出されるパノラマ画像とで当時の様子を目の前に見ることができます。

ポイント1

三重津海軍跡


三重津海軍跡の全景が見渡せる場所です。
幕末佐賀藩海軍の本拠地だったことの説明がされています。



 三重津海軍跡地見学
5つのポイントが記された「見どころMAP」を見ながらすすみます。


ポイント2・修復場地区の製作場

(ここの写真は撮り忘れました)
日本の伝統的な技術を用いた金属加工の施設があったところです。
VR SCOPEでも金属や船用ロープなどの絵がでてきます。


 ポイント3・修復場地区のドック

 三重津海軍跡地
日本に現存する最古の修理用ドックで、日本の伝統的な土木技術が活かされていました。
ドライドックの仕組みが映像で紹介されます。


 三重津海軍跡地

ポイント3からポイント4に向かうまで、ちょっとだけ距離があります。
左手にはドライドックのあった跡(緑の跡地となっていますが)や、遠くに佐野常民記念館を望みながら、テクテク歩いていきます。見学日の7月25日は快晴で真夏の太陽ぎらぎらで、汗だくになりました。
ペットボトルなどを用意して回った方がいいです。

 早津江川を望む

右手を見ると早津江川を望みます。前方の筑後川には筑後川昇開橋が見えます。(赤い橋)
とても眺めが良い場所です。気持ちいい~~だが暑い・・

ポイント4 船屋地区

三重津海軍跡地
三重津海軍所跡のはじまりとなった船屋地区です。
昔と今の地形を見比べてみるとどうでしょう・・・~



 船着き場跡
現在も、船着き場として利用されています。



ポイント5 稽古場地区

三重津海軍跡地見学
最後のポイントは、大砲訓練などの実地訓練も行われた稽古場です。
VR SCOPE内のキラキラを見つめていると・・・・!!ボンッ!という音が・・(これは現地で確かめてね♪)



 三重津海軍跡
かなり広くていい運動になりました。
佐野常民記念館に戻り、展示物や出土品などをゆっくりと見学することにしましょう~

 三重津海軍跡地全景


佐野常民記念館の3階のテラスから三重津海軍跡の全景が見渡せます。

三重津海軍跡へのアクセスなど

佐野常民記念館を目指していくと分かりやすいです。
佐賀市川副町大字早津江446-1 TEL:0952-34-9455
■長崎自動車道佐賀大和ICから車で40分
■有明佐賀空港から車で10分
■JR佐賀駅バスセンターから佐賀市営バス諸富・早津江線で30分、佐野常民記念館入口バス停下車徒歩5分
■西鉄柳川から西鉄バス早津江行で、終点早津江バス停下車、徒歩5分
三重津海軍所跡から車で15分ほど行った佐賀城本丸歴史館でも、世界遺産登録を受けて特別展が開催されています。合わせて見学するとより一層楽しめます。

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