明治日本の産業革命遺産・世界遺産へ秒読み♪


 世界遺産
福岡など九州の5県と山口、岩手、静岡の計8県に広がる「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録を前に、反発姿勢を強めていた韓国でしたが、6月21日に日本と韓国の外相会談が行われ、登録へ協力することで一致したそうです。
どうなることかとハラハラしておりましたが、これで登録の目途がぐっと近づきましたね。




6月28日~7月8日にドイツのボンで開かれるユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会で産業革命遺産の登録が決まりそうです。

明治日本の産業革命遺産とは

「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」は、19世紀後半から20 世紀初頭にかけ、幕末から明治期の日本における重工業分野(造船,製鉄 ・製鋼,石炭産業)の急速な産業化の道程を、時間軸に沿って証言する一連 の産業遺産(現役産業施設を含む )により構成されています。 これらの資産は、九州・山口と関連地域(8県11市)に分散していますが、複数の資産を同じ歴史・文化群のまとまりとして関連づけ、全体で顕著な普遍的価値を有 するものとして世界遺産に推薦しています。
福岡県……北九州市,大牟田市,中間市
佐賀県……佐賀市
長崎県……長崎市
熊本県……荒尾市,宇城市
鹿児島県…鹿児島市
山口県……萩市
岩手県……釜石市
静岡県……伊豆の国市
明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域サイトより

明治日本の産業革命遺産のエリアや所在地詳細

萩エリア

■萩反射炉 (山口県萩市)
西洋式の鉄製大砲鋳造を目指した萩(長州)藩が 1856年に建設した反射炉の遺跡。

■恵比寿ケ鼻造船所跡 (山口県萩市)
幕府の要請や木戸孝允の意見により,萩(長州)藩が 設けた造船所の遺跡。

■大板山たたら製鉄遺跡 (山口県萩市)
日本の伝統的な製鉄方法であるたたら製鉄の遺跡。

■萩城下町 (山口県萩市)
幕末に産業化に取り組み、産業文化を形 成していった当時の封建社会を表している城下町。

■松下村塾(山口県萩市)
萩(長州)藩の兵学者吉田松陰が主宰した私塾。1856年から1858年に閉鎖されるまでの約2年10ヶ月の間に約90 名の門人に産業近代化の実現を図るための人事育成を行った。

鹿児島エリア

■旧集成館(反射炉跡) (鹿児島県鹿児島市)
アヘン戦争(1840年~1842年)後,欧米列強の脅威を 察した薩摩藩主・島津斉彬が,反射炉・高炉による鉄製 大砲鋳造,洋式艦船の建造,製鉄や紡績,ガラス製 造,活版印刷など、富国強兵・殖産興業政策として実施 した集成館事業の工場群跡。

■旧集成館(機械工場) (鹿児島県鹿児島市)
現存する日本の洋式工場の建物として最も初期のもので、1865年に竣工した。

■旧集成館(旧鹿児島紡績所技術館) (鹿児島県鹿児島市)
日本最初の西洋式紡績工場である鹿児島紡績所で技術指導にあたった7名の英国人技師の宿舎として、1867年に建てられた建物。

■寺山炭窯跡  (鹿児島県鹿児島市)
集成館事業の反射炉・高炉・蒸気機関などには大量の 燃料が必要になるため、集成館から北北東約5kmに位置する吉野町寺山に炭焼窯を設置した。

■関吉の疎水溝 (鹿児島県鹿児島市)
集成館事業の高炉や鑚開台の水車動力として利用するため、集成館の水車に水 を供給した。

韮山エリア

■韮山反射炉 (静岡県伊豆の国市)
アヘン戦争(1840年~1842年)などを受け,欧米列強に対抗する海防用の鉄製大砲鋳造のため,韮山代官江川太郎左衛門英龍により建設された。

釜石エリア

■橋野鉄鉱山・高炉跡 (岩手県釜石市)
鉄鉱石を使った西洋式の高炉技術を導入し作られた高炉跡で近代製鉄の流れの発端となった。

佐賀エリア

■三重津海軍所跡 (佐賀県佐賀市)
佐賀藩主鍋島直正が進めた近代化事業の一つで、三重津(筑後川の支流である早津江川の西岸河川敷)に海軍所を設置した跡地。

長崎エリア

■小菅修船場跡 (長崎県長崎市)
1869年に長崎港において、薩摩藩とスコットランド出身の商人トーマス・グラバーによって建設された船舶修理施設

■三菱長崎造船所第三船渠 (長崎県長崎市)
1905年,造船業形成期の三菱合資会社時代に築渠した大型乾船渠(ドライドック)。開渠時に設置した電動機で駆動される排水ポンプは100年後の今も稼働している。

■三菱長崎造船所ジャイアント・カンチレバークレーン (長崎県長崎市)
造船所の工場設備電化に伴い,日本で初めて建設された電動ク レーン。現在は機械工場で製造した蒸気タービンや大型船舶用プロペラの船積み用に使用されている。

■三菱長崎造船所旧木型場 (長崎県長崎市)
造船業形成期の三菱合資会社時代の木型場で、1898 年に鋳物製品の需要増大に対応して建設された。

■三菱長崎造船所占勝閣 (長崎県長崎市)
長崎造船所長の荘田平五郎の邸宅として1904年に完成したが、所長宅としては使用されず迎賓館となった。占勝閣は 現在もほぼ創建当時の姿で迎賓館として進水式・引渡式の祝賀会、貴賓の接待等に使用されている。

■高島炭坑 (長崎県長崎市)
佐賀藩がスコットランド出身の商人トーマス・グラバーと ともに開発した海洋炭鉱。

■端島炭坑 (長崎県長崎市)
通称軍艦島として有名な炭坑跡地。最盛期は約5,300人が居住したが、1972年産業活動の停止とともにすべ ての住民が退去した。

■旧グラバー住宅 (長崎県長崎市)
スコットランド出身の商人トーマス・グラバーの邸宅。国内に現存する最古 の木造洋風建築。

三池エリア

■三池炭鉱宮原抗 (福岡県大牟田市)
明治期から昭和初期にかけての三池炭鉱の主力坑口。第二竪坑櫓と巻揚機室等が現存している。

■三池炭鉱万田坑 (熊本県荒尾市/福岡県大牟田市)
宮原坑と共に明治期から昭和中期にかけて三池炭鉱の主力坑口として機能した。

■三池炭鉱専用鉄道敷跡 (福岡園大牟田市/熊本県荒尾市)
三池炭鉱各坑口と積出港とを結ぶ炭鉱専用鉄道。

■三池港 (福岡県大牟田市)
三池炭を大型船で直接積載し搬出する為に築港された。現在も重要港湾として機能している。

■三角西(旧)港 (熊本県宇城市)
内務省が招聘したオランダ人水理工師ムルドルによる 設計に、日本の伝統的な石工技術が挑戦し成功した近代港湾都市。

八幡エリア

■官営八幡製鐵所 旧本事務所 (福岡県北九州市)
八幡製鐵所創業2年前の1899年に竣工した初代本事務所。

■官営八幡製鐵所 修繕工場 (福岡県北九州市)
1900年製鐵所で使用する機械の修繕、部材の製作加工等を行う目的で建設された鉄骨建造物。創業から現在まで110年以上の間,修繕工場として稼働している。

■官営八幡製鐵所 旧鍛冶工場 (福岡県北九州市)
1900年、製鐵所建設に必要な鍛造品の製造を行う目的で建設された鉄骨建造物。現在は史料室として利用されている。

■遠賀川水源地ポ ンプ室 (福岡県中間市)
遠賀川の河口から約10kmにある八幡製鐵所の送水施設。

産業革命遺産のエリアも多く、7月以降は見学者がぐんと増えそうですね。
私も軍艦島に行く予定ですが、天気予報は雨。(涙) 上陸できるかどうか微妙ですが・・・今からワクワクドキドキしています。

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